矯正のいろいろ

矯正と一口に言っても様々なケースがあり、また方法もあります。ただ治療を始める時期によって一番大きく分けられます。 大人になってから始める成人矯正、乳歯列で大人の歯が生え出す頃に始める場合は1期治療、その続きで大人の歯になっても続ける場合は 2期治療と呼びます、また、それ以前に始める場合は予防矯正と呼ばれたりします。

一期治療 二期治療

1期治療は歯並びよりも主に顎の成長をコントロールすることを目標にします。歯並びの問題のほとんどは歯の大きさと顎の大きさの 不調和ですから顎の成長をコントロールして歯がきれいに並びやすい環境を作ってあげます。同時に歯並びに悪いお口の癖を治していく ことも大切です。それによって出来るだけ歯を抜かないで綺麗な歯並びにすることを目指します。装置も入れ歯のような取り外しのものが 多くなります。成長も止まって大人の歯が生えそろってしまってまだ綺麗に並びきらなければ二期治療となります。ここからは大人の治療 と同じように固定のワイヤーを入れることがほとんどですし残念ながら歯を抜かないといけない場合もあります。もちろん相談の上ですが、 患者さんからすればほぼ成人矯正と同じでしょう。1期治療だけで綺麗になれば一番理想的ですが、こればかりはもともとの個人の骨格や 遺伝的要素もあり、また始める時期によってどれだけコントロールできるかは様々です。それにどんどん拡大して歯並びは綺麗でも大きな 口元になってしまって容姿的に満足されないケースもあるのでそういった場合も抜歯して2期治療に入っていきます。

成人矯正

成人になると顎の骨の拡大はほぼ期待出来ないのでほとんどの場合は並びを綺麗にするにはどこかの歯を抜くことになります。どこの 歯を抜くかは位置的な問題とそれ以外に患者さんの歯が今後どうなっていくのかを矯正以外の治療の面からも予測しなければなりません、 そこが一般治療の知識の重要になるところです。おおよそ2年から3年かかると思っていただいたほうがいいでしょう。

予防矯正

この概念もまだきっちりしたものではないですが、昔はよく矯正は大人の歯になってからしましょう、と言われたものです。それが 今では最初の大人の歯が生えたら1期治療をはじめるようになり、最近ではもっとちいさいときから正しい咬み合せに誘導していったり 悪い癖をなおしたり、もうほとんど予防の範囲ですが出来るだけ早くに悪い原因は取り除こうと言う考えです。そうすることで少しでも 歯並びの綺麗な子供さんが多くなれば幸いです。出来るだけ大そうな事にはなりたくないですからね。ムーシールドやトレーナーなどの 既成の製品を使ったり、ちょっとした咬み合わせの調整をしたりして歯と顎の成長を観察していく事がメインになります。小さいときに 不正咬合や不正歯列のサインを見逃さないような観察力が求められます。

装置のいろいろ

最近は装置も色々と開発されて透明のマウスピースで歯を動かす方法や、舌側(歯の裏側)にワイヤーをつける方法だったりとあります 、治療期間が長くなったり違和感が大きかったりとデメリットもあるので歯を動かす距離、治療期間、審美面の要求具合を話し合って、 そういった選択もするケースもあります。

まだまだ詳しい情報を増やしていきたいと考えてますが、今は簡単にこんな感じですみません。
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